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フェイはや祭三日目のやつ
ちょっと切ないのがはやてにはよく似合うと思う(最悪



************



「…スープよし、ご飯もよし…あとは綺麗に盛りつけてっと…」

サラダとハンバーグを見栄え良く皿の上に乗せた。
自分でも納得のいく盛りつけに、はやてはうんうんと頷いた。

「あとは…」

そう呟いて、開かぬドアを見つめる。

はあ、と一つため息をつき、テーブルに並べられた二人分の食事に視線を下ろした。
そのまま自分の席に着き、横目でドアを見る。当分開きそうになかった。

「冷めてまうやん……」

ボソリとそう零した。

今日は一緒に食べるって、約束したんだ。
持久戦だ、と意気込んで料理に蠅帳を被せる。

すぐに帰ってくるだろう。

でも、しんとしたこの部屋に一人でいるのは…なんというか、怖い。

私はリビングのテレビをつけた。

たまに目にするバラエティ番組だ。

エプロンを着けたまま、ソファに座ってそれを目に映す。

だが、いつも面白いと思うはずのその番組が、何故か味気ない。

彼女が隣りにいてくれたら…。

そう考えてしまい、慌てて頭を振る。
彼女が少し遠くの海に出張に行っていただけでこんなにも弱ってしまうのか。

「だめやなぁ…」

苦笑する。


―――――ピリリリリ


静かすぎる部屋にそんな音が響いて、ビクッと肩を竦めた。

「あ、お風呂…」

沸かしてたんやった…。

追い炊きを止めに行くためにソファから立ち上がり、風呂場に向かう。


先に入ってしまおうか?

でもその間に帰ってきたら、待たせてしまうことになる。

湯加減を確認して、再びキッチンに戻る。

 

「あ、ただいま、はやて」

俯いたままキッチンへの扉を開けたので、全く気づかなかった。

彼女がいかにも嬉しそうに私の方へ向かってきた。

「お、おかえりなさい」

「インターホン鳴らしたんだけど、お風呂行ってたの?」

どうやら、お風呂場まで音が届かなかったらしい。

「ご、ご飯にする?それとも、今お風呂沸いたんやけど、お風呂?」

久しぶりに彼女に会えて凄く嬉しいのに、上手く表せない。
そんな自分が不甲斐なくて、エプロンの端を掴んだ。

「そうだな…」

彼女が更に一歩近づいた。
ふわりと、彼女に匂いが鼻に入った。
本当に彼女が目の前にいる。それが実感できて顔の無駄な力が抜けた。
その香りに心奪われている間に、彼女が私を抱き寄せた。

「なっ、なん!?」

「チューが欲しいな?」

「へ?」

彼女を見上げると、満面の笑顔を浮かべてそう言っていた。

「だから、お帰りなさいのチューが欲しい」

ほら、と言って目を瞑る彼女。

そんな姿も可愛くて、格好良くて、素敵で。

伝わっている嬉しさに、私は彼女の唇に私のそれを近づけた。

 

とりあえず、ご飯にしよう。


彼女と、一緒に。

 

Fin.


この間アニメロミックスではやての着ボイスと待ち受けを見て思いついた。

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