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また長くなって一章増えてしまった。









こんな醜い姿




彼女に見せたくなんか無かった

 






『隊長。配置につきました』

「了解。連絡が入り次第、突撃する」


私の受け持つ特殊部隊は、基本、戦争に巻き込まれた一般市民の救助。救済。
でも、そんな普通ではあり得ない中隊があるのは、ある代償を行っているからだ。


暗殺。


基本は敵の上層部。忍び込むだけでかなり危険な任務だ。


でも、とりあえず見つからずに入り込めたようだ。
フェイトは敵基地内部の外れで、ひとまず息をついた。

現在、四時二分前。

このまま外の軍隊――陽動部隊――が入れば、自ずと上層部の人間は安全な場所に固まる。
フェイト達はそこに潜入するのだ。

大きな爆発音と共に、警報が鳴る。
フェイトは隊員六人を連れて二手に分かれ、空き室に忍び込む。

「中将方はこちらへ!!」

誘導の声。フェイトは床に耳を付けて、その音を聞く。
出来るだけ魔力は使いたくない。
フェイトはドアをうっすらと開けると、小さな発信器を数個飛ばす。
すると、上手い具合に中将と呼ばれたその人物にそれの一つがついた。

「よしっ…」

喧噪が聞こえなくなってから、フェイト達はそこを出た。

「01、02以外はここの警戒。私達は中に入る」

「はっ」

敬礼を見るやいなや、私は静かに駆け出した。
彼らが向かったのは地下…確実に追い詰められそうだ。

地下へ通じる扉を、警戒しながら開ける。

しかし、




パァン




銃声が轟く。
見回りをしている兵士達が、入り口の前で待ちかまえていたようだ。

何処で気づかれたんだ!?

「くっ…!」

急いでバリアを張り、バルディッシュを起動する。
その途端、警報が鳴り始めた。

やはり、魔力に反応するように出来ているのか……

「二人とも!大丈夫!?」

私が後ろを確認すると、一人の隊員が倒れている。

「どうやら当たってしまったようです!!」

「っ…!…急いで彼を連れて上がって、上の皆と合流!!全員撤退しなさい!!」

「ですが…!隊長は…!?」

「お願いだから…行ってくれないかな?」

フェイトは声に深みを持たせて、そう言った。
隊員は眉を寄せたが、懇願に近い命令をされては引き下がるしかなかった。

「…ご武運を!!」

隊員を肩に担ぐと、急いで狭い階段を駆け上がっていく。
それが見えなくなると、フェイトはバリアを解いた。

「貴様!!何者だ!?」

警報を聞きつけて先程よりも集まってきてしまった兵士達に囲まれる。

「私は…上から、この軍に来ている重役達を狩る任務を与えられた者だ」

「狩る?巫山戯たことを…!!」

マシンガンを発砲してくるそれを、フェイトは今張ったオーバルプロテクションで弾き返す。

「なっ…!?」

驚きに、目を丸くする。
だが、今度は他の兵士がナイフで斬りかかってきた。

フェイトはそれを半歩ずれるだけで避けた。

「ごめん…君たちに構っている暇はないんだ……」

「なっ…!?我々をバカにするな!!」

フェイトは一度目を閉じ、

「素直に通してくれれば…無駄な血は流さない。……君たちにだって大切な人はいるよね?」

「我々がそんな脅しに屈する訳がないだろう!?」

火力が足りないのかと言わんばかりに、ロケットランチャーまで取り出し始めた。

「そう……」

スッと血のように紅い瞳が、瞼の内側からうっすらと姿を現した。

《Haken Form》

ガシュッ、という機械的な音がして、三日月型の刃が金色に輝く。

「ごめんね…」

その姿を見た兵士の一人が、まるでなにかに引っ張られているかのように口を引きつらせて呟いた。

「お前…まさか……閃光の……」

 

************

 

私は制止を振り払い、息を切らせながら廊下をひた走った。


―――「隊長一人が…残りました…っ…」―――


隊員は、隊長の言うことを聞いただけ。

それでも、怒りが込み上げてきた。

どんなに強いといっても、生身の人間だ。
敵軍の基地に一人置いてきて、無事で帰ってくる訳がない。

戦艦を出ると、次元世界を飛び回っていたときのような景色はなく、代わりに草木の生い茂った森が見えた。

ここなら、見つからなくても不思議ではない。
中では気づかなかったが、大砲のような音が軋めく。

「なのはさん!戻ってください!!」

そこで立ち止まってしまったのがいけなかった。
腕を掴まれて、それ以上先に進めない。

「隊長は必ず帰ってきますから!!」

「でも…!!」

「うわぁぁあああ!!た、助け…!!」

口論の中に、切羽詰まった叫びが聞こえて、二人はそちらの方を見る。
そこには、足を縺れさせたのか、倒れた人。

「ど、どうしたんですか……!?」

なのはがその人に近づこうと、駆け出す。

「な、なのはさっ……!!」

追いかけてきた隊員が呼ぶ。だが、


その時、目に映ったのは





金の閃光





目の前に転がる、首





吹き出す、血





そして、





血に塗れた、紅い眼(まなこ)。





「なの…は……?」




「フェイト…ちゃん……?」









続く

なのはさん捕虜なのに自由すぎ

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