書 け た
なんとか夜の間(?)に書き上げました!!
時たまお邪魔しているものさまのリクエスト、暴走して学校内でなのはさんをやっちゃうフェイトさん(R指定)です!!多分!!
と、言うことでいつものように途中から反転です。
中学二年の夏。
夏休みだというのに、否、夏休みだからこそ執務官の仕事として、航行任務で地球に戻ることが少なくなった。
結果的に言えば、我が愛しの君と会う機会も減るわけで。
彼女も彼女で忙しいらしく、折角帰っても彼女の方が仕事でいない時もある。
そんなこんなで、二学期の始業式まで、数えるほどしか会えなかった。
「フェイトちゃ~ん!」
「なのは!!」
登校するときのいつもの待ち合わせ場所に、彼女がやってきた。
「おはよう、フェイトちゃん♪」
「おはよう、なのは」
いつもと同じ、優しい笑顔のはずのそれ。
だけれども、いつも以上に心が高鳴ってしまったのは、久しぶりに会ったからだろうか?
「いつものことだけど…何呆けてるのよ?」
間近で声が聞こえて、フェイトは肩をビクッと揺らした。
「アリサ?」
「なのはのこと見過ぎでしょうに。本人はアレだから気づいてないけど…」
何かあったの?といつものような少し意地っ張りな気遣いで聞いてきた。
「いや…。何か少し、変わったように見えて…」
「そう…?いつもと一緒じゃない」
「そう…だよね?」
「そうよ。それより、あんた着替えなくて大丈夫なの?」
三時間目を終えての十分休み。そういえば、次は体育だ。
こんなにのんびりしている場合ではない。
「先行ってるわよ~!」
なのはを見ていたのはいいが、なのは自身は更衣室に行く準備をしていたらしく、既にアリサの隣にいた。
「ちょっ、ちょっと待って!!」
フェイトは急いで鞄を取ると、二人の方へ教室を横切った。
やはり可笑しい、とフェイトは思った。
いつも直視なんか出来ないが、今日はその着替え終わった後でさえ、いつも以上に眩しかった。
体育が苦手ななのはは一生懸命皆について行こうと、コートの中を駆け回っている。
それを見ているだけでドキドキする。何というか…いつもより大人びているというか…。
「後で…聞こうかな…」
今日は職員会議らしく午前中授業だ。帰りにでも二人になったら聞けばいい。
フェイトはそう考えて、何とか胸の中のモヤモヤを押さえ込んで授業に身を入れた。
「なぁに?フェイトちゃん」
放課後、先生に追い出されて誰もいなくなった教室に、フェイトとなのはは残っていた。
「ねぇ…なのは、何かあった?」
「えっ!?……何もないよ?」
明らかに何か動揺しているのが見て取れた。
私には言えないことなのかな…?
自分に言えないことで、なのはの女らしさが増した。
そう思っただけで、フェイトは何故かイライラした。
「じゃあ、言わなくて良い」
フェイトはなのはの方へ歩み出す。その殺気立ったような様子に、なのはは後退る。
だが、すぐに間合いは詰められる。
「フェイトちゃん?何を…」
その言葉はフェイトの唇によって止められた。
「言わないから…お仕置き」
フェイトはなのはを乱暴に組み敷いた。
固くて冷たい床に、なのははやめてと訴えるが、フェイトが止める気配はない。
「フェイトちゃっ…!!こんなとこで…!」
「こんなとこで…何?」
フェイトは嗜虐的な笑みを浮かべて、なのはの制服のボタンを千切るように外すと、ブラジャーの下に手を突っ込んで、容赦なく揉みほぐし始めた。
「やっ…!?」
痛みを伴う快楽に、なのはは声を上げた。
いつもより女の色香を発しているなのはに、フェイトの理性は完全に焼き切れていた。
なのはの両腕を片手で上に持ち上げると、バインドをかけてしまった。
「ふぇい、とちゃ、んぁっ」
両手で頂だけを弄られて、下腹部に熱が溜まってくる。
「あんまり声大きいと、誰かに聞かれちゃうよ?」
結界はまだ張っていない。だが、誰かが教室に入った瞬間に発動するようになっている。
「だ、だって…!そんなの、むりっ!」
「そう…?」
フェイトの顔はなのはのスカートの中に入っていった。
「ふぇいと、ちゃ…!!ホントに、もっ、ふあっ、あああ!!」
下着越しに肉芽を舌で押し潰されて、大きな声が上がった。
すると、廊下をパタパタと歩く音が近づいてきた。
「誰かいるんですか?」
ガラッ、と扉が開くと同時に、結界が形成される。
だが、向こうから見えていないだけで、こちらからは先生が教室に入ってくるのがまる見えである。
「ほら…静かにしないから…」
「だってぇ…」
目尻に涙を浮かべてなのはは抗議するが、フェイトは飄々としたまま行為を続ける。
ショーツを足首の辺りまで脱がされて、膝を大きく割られる。
「誰かいたと思ったのだけれど…」
隠れているのかと思ったのか、先生はそう独り言を言いながら、教室の中を探し始める。
「やっ…おねがっ、い!!やめっ…!!」
「そう?でも、なのはのここ、欲しがってるみたいだけど…」
そう言って指を突き込んだ。
「んんうっ!!」
懸命に洋服を噛んで、なのはは声を我慢する。先生がほんの机一つ分向こうを通る。
「いつもより濡れてるよ…?」
クチュクチュと音を鳴らしながら、フェイトはなのはの膣口を弄り続ける。
一通り見て空耳と判断したのか、先生は部屋を出て行った。
ガラガラとドアが閉まり、再び自分たちだけになる。
その途端、フェイトは空気に晒されている膨らんだ蕾を口に含んだ。
「やぁっ、んっ、はぁあ!ふっ、あっ、ああっ、あああ!!」
なのはは声を堪えられずにそのまま出し、身体を痙攣させた。
「なのは…もっと気持ちよくしてあげる…」
そう言うと、なのはの両胸の頂上に、バインドをかけた。
「ふあっ!」
電気質のピリピリとした感覚に、なのはが喘ぐ。
「ライトニングバインド、バージ・オブ・ブレイク」
フェイトがそう呟くと、バインドが振動し始めた。
「えっ!?なぁにっ、これぇっ!?」
なのはが懸命に身を捩るが、それが外れるわけもない。
「ほら、なのは…もう一回いって?」
そう言ってフェイトは蕾を吸い上げ、二本に増やした指でなのはの一番感じる場所を突いた。
「んあぁああっ!!やっ、やぁああ!!」
泣き叫ぶような声を出して、なのははそのまま意識を失った。
なのはが目を開けると、そこには何かを誤魔化すように苦笑いしているフェイトがいた。
「なのは…ごめん、大丈夫?」
「……大丈夫じゃない」
なのははゆっくり身体を起こして、フェイトを視界から外す。
服はもう綺麗に直してくれたようだ。
「ごめん…なんか、我慢できなくて……」
シュンと頭を垂れている様子が伺えて、なのはは片目でフェイトを見る。
「……フェイトちゃんの変態」
「うっ…。で、でも!なのはが悪いんだよ!なのはが隠し事するから…不安になっちゃって…」
「私が悪かったとしても、なんでこんなことになるのかな?」
「ううっ…。…ごめんなさい」
なのははハァッとため息をついて、フェイトが直しきれなかったスカートの乱れを直す。
「この間、初めて生理が来たの…」
「へっ?」
急な展開に、フェイトの思考がついていかない。
「せいり?」
「授業で習ったでしょ?…月経とか……」
「あ、生理ね。……あ、そういうことか」
大人っぽくなったと思ったのは、第二次性徴が活発になったからか。
論理的にフェイトはそう考えた。
そのままの意味でとらえると、また色々危ない気がして、自重したというのが本音だが。
「でも……別に言う事じゃないかな?って思って…」
「何で!?恋人の成長は嬉しいに決まってるよ!?」
フェイトはグッと顔を近づけて、答える。
「…そう、かな?」
真剣そのもののフェイトに、なのははにゃはは、と照れたように笑った。
「もうこんなことしないでよね?」
「え、ええと…善処します」
フェイトが畏まってそう言った。視線が重なって、二人は吹き出した。
「帰ろうか?」
「あ、でも…」
立とうとしても、完全に膝が笑っていた。
「じゃあ……」
フェイトはなのはと自分の鞄を持つとなのはの前で背中を見せてしゃがんだ。
「家まで負ぶってってあげるよ」
「え…でも…」
「私の所為だから、ね?」
「いや、そういうことじゃなくて…」
恥ずかしいんですけど…と頬を掻く。
「大丈夫だよ」
根拠が全くないのだが、早く、と急かされて、なのははフェイトの首に手を回した。
「よっと」
そう言ってバランスを取って立ち上がる。
「重くない?」
「なのはが重いわけ無いよ」
そう言って教室を出る。会議が既に終わったのか、部活の生徒が学校に戻り始めている。
「早く帰ろう?」
「うん、分かった」
二人は微笑み合うと、珍しい下校を楽しみなながら家路についた。
Fin.
余談
「ねぇ、さっきのバインド…どうしたの?」
「あ、あれ?アレはわざと魔法の構成式を緩くして不安定にさせてるの。なのはの為に作ったんだ」
「私の為って…前からああいうことするつもりだったの?」
「まだ未完成でね。結構制御大変なんだよ?でもきっと練習したらもっと振動強く出来るから…。…ってなのはさん?なんか苦しいんですけど?」
「このままこの首折っちゃおうかな~」
「すみませんごめんなさい」
本当にFin.
暴走しました(作者が
本当はthe verge of breakっぽいんですけど語呂が悪いのでテキトーにtheを抜きました(ぉ
意味は一応ブレイク寸前ですね。ブレイクで爆発するはずなんだけどそれを寸前で止めたらきっとプルプルするんじゃね?とかいうアホな発想ですスミマセンorz
時たまお邪魔しているものさま・・・こんなんでよろしいでしょうか?…本当にスミマセンorz