忍者ブログ
更新は致しておりません。申し訳ありません
カレンダー
09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カウンター
休止中
web拍手
誤字脱字の指摘もお願いします<(_ _)>
プロフィール
HN:
はらまき
趣味:
妄想しかない
無駄な一言
最新コメント
[09/13 藤猫]
[09/08 mayu]
[08/23 nao]
[08/15 YK]
[07/15 NONAME]
ブログ内検索
アクセス解析
20
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

拍手にはいってたやつその2


「フェイトちゃ~ん」

「な…んぶっ!!」

何、とたった二文字を言う前に、顔に何かがぶつかった。

「ははは♪フェイトちゃん直撃や~」

何だろうと思う間もなく、それを理解する。雪玉を投げられたのだ。

「はやて!」

「えい!」

フェイトはそれを最小限の動きで躱す。というか、怒っているのに効き目は全くないようだ。

「お~、さすがはフェイトちゃん。足場が悪くても回避はピカイチや」

「いや、そういうことじゃなくて…」

「ん~、せやったら何?」

そう言っている間にも、はやては雪玉をつくり、投げて来る。

「何で投げてくるの?」

ひょいっと屈んで次の玉を避ける。

「…そこに雪があるから?」

そんな名言をここで引用しないでよ、とフェイトは思ってため息をついた。
まあ、20㎝近く積もっている雪を見れば、やりたくなるもの分かるが。

「ねぇ、フェイトちゃん」

「何?」

「雪合戦しよ?」

「いや、もうしてるでしょ?」

「やかて、フェイトちゃんからは投げて来うへんもん」

はやては寒さで赤くなっている頬をふくらました。

「そう…それじゃあ…」

基本的に私は負けず嫌いだ。彼女もそうだろうけど。
フェイトは雪の中に片手を入れて、はやてから距離をとる。

「逃がさへん!」

話している間に作られた雪玉をビュンビュン投げてくるはやて。
それって反則じゃないの?

ブルドーザーのようにかき集めた雪を柔らかく固めて投げる。

「うわっ…!」

そう言いながらもはやては避けた。
いつも訓練している私達にとって、前方からしか来ない、しかも規則的な動きしかしない雪玉は取るに足らない存在だ。

これじゃあいつまで経っても終わらないな…。
フェイトは一つ息をついた。

「はやて!!」

「何?」

答えながら投げてきた雪玉を叩きつぶすと、

「愛してるよ!!」

そう言って投げた。

「なっ…ぶはっ!!」

直撃だ。しかも大げさに倒れた。下は雪だから大丈夫だろうけど。

「私の勝ちだね?」

「ずるいやん~」

ブーと、ブーイングを上げるはやての顔は、心なしか先程よりも赤かった。

「戦略だよ」

そう言ってはやての手を取って、立ち上がらせる。

「う~、手ぇ冷たい」

「当たり前だよ」

二人とも手袋なんてしていない。

「フェイトちゃん…」

「何?」

「手、繋ご?」

何となく、はやてが何故急にこんなことをしたのか分かった気がした。

「うん」

二人は手を繋いで、そのまま家路についた。


Fin.

はやては何か理由がないと行動できない人だと思う。

拍手

PR
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Trackback URL
Copyright c 何が何だか分からない All Rights Reserved
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]