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拍手の中に入っていたやつを出しときます。
なつ静ほのぼの






「なぁ、なつき」

「なんだ?」

「うち、今度の日曜に里帰りしようと思うんどす」

「そうか…。それで?」

「やから、お土産何がええ?」

「土産?」

「そうどす」

「う~ん……そういうことしてもらったこと無いから…分からないな」

八つ橋くらいしか知らないんだが…。

首を傾げて考えるなつき。

「せやったら、海老芋やら買うてきていもぼうにします?」

「それじゃあ何だかお土産って感じがしないじゃないか…」

妙なところにこだわるなぁと、静留は笑みを漏らした。

「せやったら、金つば、豆大福……ひな祭りも近うなってますし、引千切とかはどうどす?」

「そんなのも有名なのか?」

「ええ…」

いまいちピンと来ないようで、なつきはまた考え出した。
そして、そのまま数秒経った後、何か結論が出たらしく、なつきは静留の方を見た。

「有名じゃないやつがいいな」

「はい?」

何が言いたいのだろう?

「だから、普通に観光客が買っていくようなものじゃなくて…地元の人しか知らないようなと言うか…。
 …別に食べ物じゃなくても良いしな」

「そういうことどすか…」

「それに、静留がどんなものを食べたりしてたのか知りたいしな」

照れてそっぽを向くなつきに静留はやっと言いたいことの本当の意味が分かった。

「…なつき~♪おおきに~~♪」

嬉しくなって、静留はなつきに抱きついた。

 

************


月曜日


「なつき~。お邪魔します~」

「ん~」

「お土産持ってきましたえ」

静留は部屋に入ると、お土産の袋をそのままなつきの下へ持っていった。

「出しても良いか?」

「ええよ♪」

静留はコートをハンガーに掛けながら答えた。

「これ…?」

小さいだるまの様な形をしたそれを見て、なつきは首を傾げる。

「これなぁ、小さい頃からよう食べとったんよ。安いのにぎょうさん入っとるし」

「可愛いな…」

袋を開けて一粒とったなつきはそう言った。静留はその横に座って、なつきと一緒にそれを見る。

「せやろ?なつき可愛いもん好きやさかい、気に入るやろなぁ思て」

それを一つ口に入れて咀嚼する。

「お、味もいいな」

「そうどすか。良かったどすなぁ」

「でもなんか食べるのもったいないなぁ」

「食べてあげへんと逆に可哀想どすえ?」

「静留」

なつきが急に横を向いて静留に呼びかけた。

「?」

「はい」

なつきはそれを一粒静留の口元に持ってきた。
つまりこれは…

静留の顔が赤くなる。

「どうした?早く口を開けろ」

だが、本人は気づいていないらしく、不思議そうに静留を見ている。

「…あ~ん」

「はい、あ~ん」

順番が逆なような気もするが、静留にとっては大豊作だった。

おまけ


「なぁ?」

「何だ?」

「さっきのって『はい、あ~ん』ってやつやないの?」

「…あ///」


Fin.

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